外科

外科を受診される方へ

一般的な外傷(切り傷、刺傷、擦り傷など)、火傷(やけど)、打撲や捻挫、皮膚腫瘍(いぼ等)などの処置。
外傷の治療については、痛みが少なく、きれいに、早く治る治療を行なっています。
また、腰痛や肩こり、寝違え、関節痛の診断・治療についてもご相談下さい。

切り傷などの治療について

小さな切り傷などは縫合処置も行います。
出血の止まらない指などの切り傷は痛み止め注射をしてから縫合閉鎖して止血します。尚、いぼ等の切除も行いますが、悪性が疑われる場合には専門医をご紹介致します。

外傷の浸潤療法

従来、外傷に行われていた傷を乾燥させる方法は、最近の研究でかえって治癒を遅らせる事がわかってきました。現在は、傷を特殊な保護材で被い、傷を乾燥させずに治療する方法が最善と言われています。当院でも、この治療方法を採用しておりますので、早く、楽に、きれいに治すことが出来ます。ぜひご相談下さい。

打撲や捻挫の治療について

打撲

いわゆる打ち身のことでどなたでも経験があると思います。
一般的に打撲をすると皮下組織を傷つけ出血するため、皮下に青黒く出血斑が出現し、腫れてきます。一般的に軽度の打撲であれば、湿布を貼って包帯で圧迫固定を施行すれば1週間から2週間ぐらいで完治します。

捻挫

捻挫の症状は、どの関節に傷を受けたのか、あるいは靭帯損傷の程度によってさまざまです。
一般的には、関節の痛みやはれ、そして皮下出血といった症状が見られます。
はれや皮下出血の症状がハッキリとあらわれている場合には、じん帯が断裂している可能性があるので、早めの受診をお勧めします。

火傷(やけど)の治療について

ストーブに触る、茶碗の湯をこぼす、ポットの湯がかかる、熱湯の浴槽内へ転落する、火遊びをして衣服に引火する、湯たんぽなどでジワジワと皮膚に損傷を及ぼす低温熱傷など、普段の生活の中には火傷の危険が多数ございます。
火傷は、深さ・面積・部位や・年齢・受傷時の健康状態によって重傷度が決まり、皮膚のどの部分にまで火傷を負っているかによって深さが3段階に分けられ、症状がそれぞれ異なってきます。
尚、火傷をしたら大小にかかわらず、流水を20~30分程度かけ続けるなどの応急処置をした後、すぐに外科を受診して下さい。

皮膚腫瘍(いぼ等)の治療について

皮膚疾患はその部位が体の表面にあるため、治療後に傷が残る可能性があります。
当院では、治療痕を最小限にするなど受診される患者様の身体はもちろん、お気持ちの上でも低侵襲(負担の少ないこと)な治療法をご提案しております。